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二宮和也・嵐に関する独り言用みたいな?

見知らぬ乗客感想。

7月30日の19時からのに行ってきました。

東京は暑かった・・・・
会場に着くまでに本当に迷いに迷ってしまって、全然違う場所まで行きました。
そこから引き返すこと20分ほど?(どんだけ迷ったんだ・・・)
やーっと見つかりました、グローブ座・・・・。

すごく小さなところで。
大きなニノちゃんのポスターに「あぁ、ホントに来た・・・」と思いつつ
先にパンフとポストカードを購入。

舞台が始まるまではあと1時間くらいあるので、とりあえず体を冷ましたいのと
足を休めたい・・・・
でもホントに韓国人街で、韓国料理のお店ばっかり!
だし、ファンの子がたまってるのはマックとか・・・
私はちょっと年齢の高い方が好むような、老舗の喫茶店に入りました。

そこでカフェオレを頼むと「グローブ座ですか?」と店員さんから聞かれました。
一人だったので話しかけやすかったみたいで。
非常にゆったりと過ごせました。

そこで見たパンフのにのちゃんと、ポストカードのにのちゃんに思わず声が出そうで・・
必死でこらえましたけど。
いやぁ・・・・・かわいい、そしてかっこいい。
今から会えるのかぁ・・・・とホントに楽しみになったけど。

でもパンフを読めば読むほど、旬くんのカリギュラの舞台を見に行ったときが蘇って。
きっと「にのちゃんに会えた」というよりは「ブルーノを見た」感覚で終わるだろうなぁ、と。

そしてもうすぐ開場、というところで会場に向かいました。
ホントに小さな会場で、3階まで上がって席につくと、舞台はすぐそこ!って感じでした。
でも木で出来た手すりがあって、ちょっと見にくい・・・?
そして若干古い匂いが(笑)

お隣に座った女の子は必死に双眼鏡でステージをのぞいてます。
あぁ、失敗した・・・私も持ってくればよかった・・・・。

年齢はやっぱり高めだし、一人の方も多かったです。
でも!やっぱり中にはきゃっきゃ行ってる大学生くらいの子もいました。
マナーには若干不安がありつつも、開始5分前のシーンとした場内はすごかったです。

ではここからは隠します・・・。


舞台には「STRANGER ON THE TRAIN」と書かれた大きな幕がかかっています。
これが、始まる時にすごい音量の音楽と一緒にあがっていきます。
ホントに心臓が飛び出るかと思った・・・。

ステージには電車の中らしきセットがあって、それは円形の回り舞台というのかな?
3階だからよく見えるのだけど、円が4つに切ってあって、それぞれにセットが。

ステージには二宮さんが演じるブルーノと内田さんが演じるガイの2人。
ニノちゃんは・・・オールバッグで7・3くらいに分かれてるのかな?
んで、白のスーツ。でも1950年代のアメリカのお話なので、ちょっとダボダボです。

開始5分で狂ってると思わせたら勝ち、みたいなことを言ってましたけど
ホントに最初思ったのは「あぁ、ブルーノはアル中?もしくは依存症」ってこと。
お酒飲んではまくし立てるように喋るのがホントにすごくて。
迫力が・・・

んで、ガイに色んなことを話します。
そこで出てくるのがブルーノが大好きなお母さんと、大嫌いなお父さんの話。
お母さんには・・・ホント、母親という愛情以上のものを持ってるという感じ。
お父さんは・・・私には自分に何も決めさせてくれないとか、譲ってくれないとかいう父親に対する嫌さというより
母親を傷つけて!みたいな男としての嫉妬のようなものを感じました。

んで、結局ガイはすごく気に入られて。
ガイのこともたくさん聞くんですね。
そこで出てきたガイの奥さん。奥さんは浮気をしてるそうで・・・・
そういう話もしてました。

そこで出てきたのが交換殺人。
ブルーノがガイの奥さんを殺すから、ガイは自分のお父さんを殺してくれというもの。
もちろんガイは断るんだけど、ブルーノはかなり必死。
ガイの持ち物の本を隠して、必死にガイを繋ぎとめようとするんだけど
ガイは出ていっちゃいます。


うーん・・・この時点でもう、本当にブルーノが怖かった。
感情の起伏が激しいのはお酒のせいでしょうね。っていうか、もうマジでアル中。
あと、タバコを吸う二宮さんはとってもかっこよかったです。


円形の舞台は動きます。
んで3階の席なので・・・役者さんのはける部分とか、セットを用意してるところとか。
上から見えてしまいました。
これも3階の醍醐味なんでしょうか。

次に印象にあるのは、ブルーノの母親のエルシーとのシーン。
エルシーはものすごくセクシー。マリリンモンローみたいな胸の開いた衣装で。
誰に話してるんだろう?まさか?と思ったら・・・・
その甘い声の先にはニノちゃん。しかも黒のバスローブ1枚!!!
上から見える、そのバスローブの胸元がもう・・・・・(><)

この母親・・・という感じでした。
たくさん彼氏がいるにも関わらず、ブルーノを誰にも渡したくない!っていう感じ。
ブルーノもそれに甘えて、母親がいればそれでいい、みたいな感じ。
何かホントにマザコンのひどい感じ。男女の関係があるのかは分からなかったけど、
でもダンスをしてるシーンはもう・・抱き合って、キスして・・・みたいな。


このまた、抱き合ってるシーンでニノちゃんが上の方を向いてたんですが
そのときに3階の私達の方を向いた瞬間があって。
バチーっと目があった(気がした)んですが・・・・・一瞬もう、体が凍りつきました。
それくらいに怖かった。
あのVS嵐の番協の比じゃないくらいに怖かった。

その後、またガイに電話をかけるんですが、そこでガイの様子が変。
仕事も諦めた・・・など何か異変があることに気付いたブルーノは奥さんのせいだと言い出します。
そんで確信を持って僕が奥さんを殺す!!と意気込むのです。
でもガイは途中で電話、切っちゃっててこのことは知らず。

ガイの奥さんの住む町へ行き、焦りながらも奥さんが遊びにいった遊園地へ行き、
奥さんと一緒にメリーゴーランドに乗り・・・
最後、暗闇の中で奥さんを絞め殺します。
1度息を吹き返して・・・びっくりしてまた戻って絞め殺すんですよね。
このときの黒尽くめのニノちゃんがまたもう・・・怖いのなんの。

その後に、バス停でおじさんに気付かれた?と思うシーンがあるんだけど
大丈夫だったんです。それが分かった瞬間のあのブルーノの笑い声がまた怖い・・・・。

ホントに狂気が隣り合わせ、と言ったような・・・・そんな状態でした。


んで、実はガイには新しい彼女もいて、その彼女と結婚したいみたいで。
でもこのブルーノが殺した奥さんは、自分が浮気してしかも子供もいるのに
お金目当てでガイと別れたくない!と言い張ってたんですね。
だからガイは本当は奥さんのことを心底憎んでいて、出来れば自分で殺してやろうとたくらんでた。

でもまさかそれをブルーノがやってくれるとは・・・みたいな。
新しい彼女アンフォークナーの田舎で過ごしてるときに、奥さんが殺された知らせがきて。
そこでガイも取り調べを受けるんだけど、結局変質者の仕業で終わってしまいます。
そこに来た手紙とベルト。それがブルーノから贈られてきてたもので、
ブルーノが奥さんをホントに殺したことを知ります。

そう!んで、この舞台の舞台っぽい!って思ったことは
手紙のシーンとかで、本人が出てきて手紙を読むってこと。
だからブルーノがガイに宛てた手紙をガイが読むとき、ブルーノが舞台上に出てきてその台詞を言うの。
何か、すごくそういうのがリアルというか、怖いというか。舞台っぽいなぁ~と思いました。

ニュースで変質者による殺人と断定されたことを知ったブルーノは
もうベッドの上でわめいて喜びます。
んで、ガイに手紙を書くけど、ガイからは拒絶を意味する手紙が送られてきて・・・・
ブルーノは「何で!?」という気持ちで・・・・
ベッドに新聞や記事を叩きつけてやぶって泣き叫びます・・・・。


切ない。
結局ね、ブルーノって、ホントに友達とかいなくて、お母さんだけなんだと思うのよ。
もう・・・
んで、ガイに対しては憧れの念を持ってて、初めてお母さん以外の人を好きになったみたいな。
そんな感覚だと思います。
だからガイに対する感情の根底は「好き」からくるもの。
それが分かると・・・・余計に切ないというか。
でも、ガイの立場からしてみたら意味不明というか。殺してくれなんて言ってないし!みたいな。
不思議な心境でしょうね。

でもガイには自由が手に入った。
もう何も気にせずにアンフォークナーとも結婚できるし仕事も出来る!!

そしてガイは仕事で成功を収めるのです。



・・・長くなるので続きはまた今度!!!(><)

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